ウォッチ組立のワークショップに参加
ラショードフォンのホテルで一泊しました。次の朝7時から一駅先のルロックル
というところに向いました。広い平野と牧草地があり、カルチェやETAの工場が
あるようです。
タクシーの運転手も迷いながら、ときどきひとに聞きながら、なんとか目的地の
「タイムエクスプローラー」にたどり着きました。
ウォッチ組立のワークショップに参加し、出来上がった時計を持ち帰ることができます。
組合の訓練校やヒコミズノのような感じでした。
日本から自分の道具を持ってきたら、スタッフのかたにえらく驚かれました。
普段は未経験の学生が習いに来るらしく、日本人は僕がはじめてだそうです。
ムーブは訓練校でスケルトンにしたユニタスのムーブを使いました。
まず文字盤側のリューズ周りを分解・組立を実演してくれて、その後僕がやりました。
次に、輪列の分解をするのかと思ったら、もう文字盤と針を取付けて、ケースに入れて
完成してしまいました。日本で普通にできることだけだったので少々残念です。
それでも完成した時計と、参加証明んもらいました。指導してくれたイヴァンさんと
記念撮影しました。
電車でラショードフォンに
向かいました。余談ですが、駅では自転車をよく見かけます。長距離用の自転車を
電車に乗せたり、場合によっては駅のホームや構内を自転車に乗って移動したりします。
日本だと人にぶつかるし、ホームから落ちそうで無理ですが、こちらは改札口もないし、
人の混雑がないので平気なようです。
ジュネーブから乗りついで約2時間、ラショードフォンに着きました。
世界遺産にも登録されている、時計工房のまちです。山の上の田舎を想像していたのですが、
意外とショッピングセンターがあったり、栄えたところでした。
ちょうど地元の小学校のマラソン大会だそうで、しかもTISSOTがスポンサーに
なっているという、スイスならではという感じがしました。